VMware Toolsをインストールしても、仮想マシンのマウスドライバが置き換わっていないことがあったので、そのメモです。
VMware ESXi 5.0上の仮想マシンに、
Windows Server 2008 R2を新規インストールします。
その時点ではマウスドライバはOS標準の「PS/2互換マウス」です。
そしてVMware Toolsをインストールすると、マウスドライバは「VMware Pointing Device」に置き換わります。
(写真1)仮想マシン上にインストール直後の
Windows Server 2008 R2

(写真2)
Windows Server 2008 R2にVMware Toolsをインストールした後

VMware Toolsをインストールすると、マウスドライバーはPS/2互換マウスからVMware Pointing Deviceに置き換わっていますね。
最新とある物件でお客様に仮想マシンを引き渡し後、マウスドライバがPS/2互換マウスのままになっている現象がありました。
当然VMware Toolsはインストールしているのですが、何故そうなったのかはまだわかっていません。
マウスドライバがPS/2互換マウスのままでも当然動作はするのですが、
vCenter Serverのコンソール画面を操作すると、コンソール画面の外にマウスカーソルが出れず、Ctrl + Altを押さなければなりません。
要するにVMware Toolsがインストールされていないのと同じ状態です。
どうしてそうなったのかは不明ですが、今後はマウスドライバをチェックするようにする予定です。
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