少し前に
Windows Server 2008 R2
Active Directory + Windows 7クライアントについていくつか調べていたのですが、その一環でヘルプデスク的なリモート操作ツールとして、OS標準のリモートアシスタンスを少しだけ試してみたので、その時のメモ。
今回の構成は
リモート操作される側:Windows 7 Professional SP1
リモート操作する側:Windows 8.1 Enterprise
(写真1)操作される側でリモートアシスタンスの起動

操作される側でスタート → すべてのプログラム → メンテナンス → Windowsリモートアシスタンスを起動する
(写真2)操作される側で信頼するヘルパーを招待

今回は「信頼するヘルパーを招待します」を選択
(写真3)操作される側でファイルに保存

招待ファイルを適当な場所に保存する
(写真4)操作される側でファイルに保存

今回は操作される側のD:\TESTフォルダに招待ファイルを保存
(写真5)操作される側でパスワードを確認

招待ファイルを操作する側(ヘルプデスク部門)に渡すだけではなく、パスワードを教える事によってセキュリティを確保している
(写真6)操作する側で招待ファイルを開く

操作される側でさっき作成した招待ファイルを開いて、接続を開始する
(写真7)操作する側でパスワードを入力

操作する側に表示されたパスワードを、操作する側で入力する
(写真8)操作される側で接続の受け入れを許可

操作される側には、操作する側からの接続を知らせるポップアップが表示される
ここで「はい」を押すと、操作される側のデスクトップ画面が、操作する側のPCに表示される
(写真9)操作する側から見たリモート画面

操作される側には「ヘルパーがあなたのデスクトップを閲覧できるようになりました」と表示
この時点では操作する側からはリモート画面の表示のみで、操作は出来ない
(写真10)操作する側から制御の要求

操作する側で「制御の要求」をクリック
(写真11)操作される側にデスクトップ共有を求めるポップアップ

操作される側にデスクトップ制御の共有を求めるポップアップが表示される
(写真12)操作される側にデスクトップ共有を求めるポップアップ

操作される側で「はい」を押すと、操作する側からのリモート操作を許可する
(写真13)操作する側からリモート操作が許可された

リモートデスクトップとは違って、操作される側のデスクトップ画面は両者で共有されている
(写真14)操作される側で共有の停止

操作される側で共有の停止を押すと、またリモートからの表示だけに戻る
(写真15)閲覧のみのモードで動作中

(写真16)操作される側で一時停止ボタン

操作される側で一時停止を押して、リモート接続を一時的に停止する
(写真17)操作する側から見た一時停止中の画面

真っ黒な画面に一時停止のマークが表示されている
(写真18)操作される側でリモートアシスタンスを終了

操作される側で[×]を押してリモートアシスタンスを終了させる
(写真19)操作される側から終了した後

操作される側から[×]でリモートアシスタンスを終了した後の、操作する側のリモートアシスタンスの画面
こんな感じで、リモートアシスタンスを利用してリモート操作する側と、そのリモート操作を受け入れる側の基本的な操作の流れを試してみました。
チャットもできるし、もっと簡単にリモート接続を受け入れる方法もあるだろうし。
(写真20)
Windows Server 2008 R2にリモートアシスタンスで接続した例

リモートアシスタンスはWindows 7などのデスクトップOSだけでなく、
Windows Server 2008 R2などのサーバーOSでも利用する事ができます。
まあ、サーバーOSでこれを利用する事はあまりないと思うけど。